XAMPP環境にJenkinsをインストールする
XAMPPにはTomcatが同梱されているため、JenkinsのWARファイルをデプロイすれば、すぐにCI環境が構築できます。
以下、XAMPP for Windows 1.8.0 を使ってJenkins環境を構築する手順を書きます。
手順
Jenkinsをダウンロードする
Jenkinsのホームページから最新のwarアーカイブをダウンロードします。「Latest and greatest」をクリックして jenkins.war をダウンロードしてください。Windowsパッケージではないので注意してください。
Tomcatの管理者ユーザーを設定する
Tomcatを起動する前に、Tomcat管理画面に入るためのユーザーを作成します。
C:\xampp\tomcat\conf\tomcat-users.xml を開いて、tomcat-usersブロック内に以下の2行を追加してください。
[xml]
[/xml]
[/xml]
Tomcatを起動する
XAMPPコントロールパネルを起動し、Tomcatの横にある「Start」ボタンをクリックするだけです。
ボタンが「Stop」に変わった後 http://localhost:8080/ にアクセスすれば、Tomcatのトップ画面が表示されます。
管理画面にログインする
「Manage App」をクリックして管理画面にログインします。認証パスワードは先ほど設定した通り、ユーザー名が「_tomcat_」、パスワードが「_s3cret_」となります。
warファイルをデプロイする
「warファイルの配備」に先ほどダウンロードした jenkins.war を指定し、「配備」をクリックします。
Jenkinsの画面を確認する
以上で完了です。http://localhost:8080/jenkins/ にアクセスすれば Jenkins のトップ画面が表示されます。